高度経済成長期
鍵っ子という言葉は今はあまり聞かなくなりました。
このような言葉がよく使われるようになったのは高度経済成長期のことです。
この時代は女性の社会進出が増えて夫婦共働きの家庭が多くなったのです。
両親が帰ってくるまで子供だけで留守番をしなくてはなりません。鍵を持ち歩いて放課後は一人で留守番をする子供のことを鍵っ子といいます。
鍵っ子と呼ばれるのは小学生が多いです。中学生になると鍵っ子と呼ばれることはほとんどありません。
鍵っ子という言葉は昔に比べるとあまり聞かなくなりましたが両親が共働きをしているという家庭の比率は増加しています。さらに一人っ子の家庭や女性の社会進出というのはさらに進んでいます。パートタイム労働からフルタイム労働の女性も増えています。
さらに高度成長期に比べてインターネットや携帯電話の普及により、親が把握しきれない子供の行動が増えているということも言われています。
鍵を子供に持たせるのには不安がつきまといます。
安心して子供に留守番させることができるように、留守番中の来客の対応や、鍵の扱い方などはきっちり教えておきましょう。
また、留守中に子供に万が一のことが起きたりしないようにしっかり防犯対策をしておくこともおすすめします。